2012/01/30

クラッスラ ゴーラム



ベンケイソウ科クラッスラ属のゴーラム。またの名を宇宙の木。そしてまた またの名を コスモプランツ。
南アフリカ原産の多肉植物で日本で一番メジャーな多肉の花月(金の成る木)の仲間です。

葉っぱを筒状に丸めたような、光沢のある見慣れない葉の赤く色づく先端の窪みが星のクレーターに似てることから『宇宙の木』、または『コスモプランツ』と呼ばれます。

震災以降、世界遺産の和歌山県熊野古道のナギが「災難をなぎ払う」御神木の象徴としてあちらこちらの花屋で熊野産のナギを見かけるようになりましたが、星降るアフリカの砂漠で発見された不思議植物ゴーラムは多肉植物界では『世界の御神木』として有名・・・です!



長い年月を掛けて木立し、最大で50cmまで成長するゴーラム。
この佇まいはまさに宇宙盆栽。

特撮ファンにお馴染みの「キャプテンウルトラ」に登場するバンデル星人に似すぎて困ります。







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2012/01/29

センペルビブム 巻絹



ベンケイソウ科センペルビブム属の巻絹。ヨーロッパ中南部原産。

多肉植物の中で最も耐寒性に優れた品種で積雪地域でも育ちます。
乾燥にも強い半面、梅雨から夏にかけての高温多湿に非常にナイーブな多肉植物。
どちらかといえば高山植物扱いなので、夏場は水やりが多いと溶けちゃいますよ!

こちらは無事に夏を乗り切ってくれた子株たち。
かつて中心にいた親株のランナーから育った株たちなので円を描くような配置で育ってます。

まだまだ巻きが少ないけどうっとりする純白の糸。
硬めかつ繊細なロゼッタ状の葉。
その小柄な株のそこかしこに魅力の詰まった多肉です。

限られた環境で育てているので、まだまだ本当の美しさは引き出せていませんが
少しは自信がついたのでセンペル集めたい熱の高まる今日この頃。

巻絹はセンペルの代表的な種類ですが、世界には数々のセンペルが肩寄せ合って生息しています。
コアなファンがいるのも納得の品種です。


2012/01/28

ダドレア クサンチ


ベンケイソウ科ダドレア属のクサンチ。メキシコのバハ・カルフォニア州原産。
以前はエケベリア属に分類されていたそうで、現地では45種が自生。

ダドレア属はメキシコの強烈な太陽を浴びて育つ、ロゼット状のちょっと長めの葉の多肉植物。
表面にうっすらと纏っている銀粉は太陽光を反射させ、葉焼けを防ぐものらしい。
触ったり、雨に濡れると銀粉は取れてしまうので要注意。

クサンチはたくさんの葉のボリューム感と透明度のあるエメラルドグリーンが優雅で麗しい多肉植物。
実物は画像よりもシルバーな感じです。

下の葉が窮屈なので早く植えかえてあげたいです。


セダム アクレ



今日の収穫。

ベンケイソウ科セダム属のアクレ。ヨーロッパ原産。別名ヨーロッパマンネングサ。
品種名は表示されていなかったけど、たぶん黄色い斑入りということで〈エレガンス〉かな。

セダムはとにかく葉が小さいものが好きです。
数ミリ程度の葉が密集する頭部の異常なまでの愛らしさ。そしてこのミニチュア感。

息を吹きかけるとプルプルッと揺れます。


金魚の陶器鉢



天気が良かったので近所を散歩すること4時間。
園芸店を2店ハシゴしてきました。

暗い資材置き場を隅々まで探索して見つけた金魚と水草の2号くらいの陶器鉢。
柄物の鉢は普段全く買わないけれど、あまりの可愛らしさに即購入しました。

上にも横にも伸びない多肉を植える予定。

バイモユリ



中国原産の半蔓性多年草バイモユリ。別名網笠百合。

以前植えた球根が開花しました。

可憐なうつむき加減や控えめな佇まい。
先端がカールする細い葉。

このくらいの咲き具合が落ち着いてて好きです。

2012/01/27

パキポデューム デンシフローラム



キョウチクトウ科パキポデュームのデンシフローラム。別名シバの女王の玉櫛。
茎の根元が肥大化する猛毒のコーデックスプランツです。

ちょうどいいサイズの陶器鉢が見つかったので手に刺さりまくる棘に涙をこらえながら植えかえました。

冬の乾燥する時期は水分の蒸発を抑えるために落葉する植物ですがまだ数枚だけ葉っぱが残っています。



葉っぱだけみれば、確かにキョウチクトウ科の仲間に見えないこともないですが赤茶色のたくましい棘や不格好で筋肉質な樹形。
他の植物では見られない不思議だらけの多肉植物。

さらに春には長い茎を伸ばして黄色い花を咲かせます。

原産地のマダガスカルの高地に自生するデンシフローラムは数十年経つと低いドーム状のまるで森のような姿になります。

室内では到底そこまでは無理ですが、ビニールハウスで大きな鉢で栽培すれば巨大化した姿を拝めるかも。





カランコエ オルギアリス



カランコエの仲間のオルギリアイス。マダガスカル原産。別名仙人の舞、金卵。

整った葉の形とベルベットのような赤褐色の細かい繊毛がシックな低木状の多肉植物。




葉の裏側はマットなシルバー。

木質化する茎がまっすぐ伸びます。最大で1.5Mくらいになります。




枝を整理して伸びたものを茎挿ししました。

いつの間にか、ぽろっと落ちていた葉からはすでに根と新芽が出ていました。

きっと増やしやすい品種なんですね。

2012/01/26

多肉寄せ植え ブロックポット


冬型の多肉を選んでセンぺル、虹の玉、ヒスパニクム(薄雪万年草)の平面的な寄せ植え。
グリーンネックレスでちょっと動きを出しました。


コンクリートブロックっぽいポットは底に穴は空いてませんが通気性が良さそうなのできっと管理が楽なはず。夏場も気化熱で鉢内の温度を涼しく保ってくれたらありがたい。

あまり高さは出したくないのでセンぺルが埋もれない程度に仕立てていく予定。
よく太陽に当てて水やりを極限まで抑えれば何とかなるでしょう。

外に出してほっといたら苔が生えてきそう。

2012/01/24

綴化サボテン 残雪の峰


「風の谷のナウシカ」に登場するヒドラが2体。
左側の人型に近い方が踏み込んで右側の未完成なヒドラにフックを入れようとしてます。


おっ!決まるかな?


だめでした。
右側のヒドラのカウンター気味の強烈な張り手が炸裂。
右腕は無残にも明後日の方向へ。
そして・・・


オゲェー。


サボテンも多肉も綴化したものが好きです。
綴化とは本来点のような植物の生長点が連続した帯状に変化したもの。
イメージとしては昔流行った落書きでドラえもんの顔が連続した
通称「連ドラ」みたいなものでしょうか。

とくに柱サボテンの残雪の峰の樹形は千差万別。
他の植物にはなかなか見られない奇想天外なその姿に魅了されます。

東京は今夜も雪。
それに合わせて、険しい岩山の峰に残る雪を体現したような「残雪の峰」をゆっくりと観賞。


多肉植物のリース



カットした多肉植物にようやく根が付いてきたのでリース作り。
しっかりと寒さと太陽に当てたので鮮やかに色付いてきました。

まだ植えつけたばかりなので表情が落ち着きません。




葉の開くスペースを考えつつ、リースの重心を見極めつつ、水苔の湿り具合を調整しつつ・・・
もう少し待って根が苔に廻ってきたら壁に掛けてやろうと思います。

バラみたいなロゼット咲きのグラプトペタラム属のシルバーピンクのデビーは
決してめずらしい品種ではないけれど本当に可愛い。

銀粉が取れないように物凄く気を使って扱いました。

セダム属の虹の玉は想像以上に葉が落ちたのでみんな深ーく挿さってます。

昨年は兎年ということで花屋の軒先でよく見かけたカランコエ属の月兎耳は
茎が太くて一番挿しにくかったです。

アエオニウムはどうせすぐ暴れるだろうしなぁ。

火祭りはすぐ緑色に戻るんだろうなぁ。

なんだなぁ・・・

2012/01/18

球根寄せ植え



シンプルデザインの陶器に春咲き球根を寄せ植えしました。

なんとなくミズゴケでマルチング。
本当は山苔が好みですが、この際山苔だけでもいいのですが
いつも綺麗に育てられないので・・・




うつむいた花が好きです。
彼岸花の仲間のスノードロップ。




うつむいた花が好きなのです。
球根の中ではちょっとリッチなバイモユリ。
などなど。



なるべく寒い環境でゆっくり楽しみたいです。

セダム寄せ植え


ジャンクな錆びついたブリキ缶でセダムと多肉の寄せ植えを作りました。




すぐに暴れて出すと思うので一番かわいいときを写真に収めました。


グリーンネックレス


グリーンネックレスの花が咲きました。冬限定です。

多肉植物ならではのいつみても不思議な花。小さな花が密集してます。

これぞまさにキク科の証し。頭状花序(とうじょうかじょ)というらしい・・・







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2012/01/08

くわい焼酎


広島のお土産をいただきました。

福山産くわい100%使用の焼酎。
シャープな口当たりに甘く豊かな風味が広がるまったりとした深い味わい。

おせち料理に使われるくわいは太く立派な芽がでることから「芽出たい=めでたい」とされ
縁起物として親しまれています。

揚げものは滅多にしませんが、薄く輪切りにしてサッと揚げて塩を振ったせんべい風のくわいは
ほんのり甘くて絶品のおすすめおつまみです。

今夜ものんびりうまいお酒とともに。


2012/01/05

キノコとセロリのペペロンチーノ




近所の八百屋さんが冬空に甲高く声を張り上げて新年初売り。

しっかり太くて真っ白なエリンギ。
きっと良い環境で育った隙間なく密集したシメジ。
スジがはっきりとしたシワがほとんど見当たらないセロリ。

鮮度の良さそうな野菜を集めてのんびりビールを飲みながらおつまみ作り。

ニンニクと鷹の爪、アンチョビ、オリーブオイルでソースを作ったら
フライパンを冷ましてまずはシメジから。

シメジはキノコスープを出すために弱火からゆっくり炒めて、スープとオイルが乳化したら
エリンギ、セロリを炒めて完成。