2013年10月27日Lou Reed死去。
僕の誕生日が彼の命日となりました。
Lou Reedのツンとした雰囲気が好きで、リーダーとして結成したThe Velvet Undergroundの
60年代後期の音源を好んで約20年聴き続けてきました。
オフィシャルリリースで言えば1stから3rdまでの2年間に限られるわけですが
レコード屋に通い詰め当時のブートレグを蒐集することが僕の20代のライフワークでした。
「up-tight」と題されたThe Velvet Undergroundの評伝も宝物のひとつ。
後に再発された日本語訳版を入手するまでボロボロになるまで読み込みました。
Lou Reed愛用のギター(Gretsch Countrygentleman)は手が出ませんでしたが
映像にも残っているこのワンシーンでSterling Morrison(1942/8/28 - 1995/8/30)が弾いている
VOXの棺桶型のギターがどうしても欲しくて買ってしまったり。
学生時代の軽音サークルではこのギターでThe Velvet Undergroundのコピーバンドをメインに活動。
PAに渋い顔をされてもアンプの音は極力最大に。
足元にFuzzを2台並べてノイズの入る曲を中心に弾き倒しました。
もちろん「Candy Says」や「Pale Blue Eyes」のような深く冷めた様な曲も大好きです。
ちなみに当時18歳で極めてバスドラの少ないドラムを叩いていたドラ娘が家内です。
考えてみればLou Reed様様でございます。
彼を恨むことのないように精進していきたいものです。
ギターの裏にはいつ貼り付けたのか1stのステッカー。
音源のギター音を再現するために1音下げチューニングを試したりしてよく弾きました。
どうしてもバンドを通してThe Velvet Undergroundのサウンドに狂ったきらいがあるので
75年リリースの「無限大の幻覚 ( Metal Machine Music)」を覗くソロ作品はあまり聴いていませんでした。
ご冥福お祈り申し上げつつ
レコードを引っ張り出してあれこれ聴いてみたいと思います。
The Velvet Underground - I Heard Her Call My Name