ユリ科ハオルチア属のPK1 (ピクタ x コレクタ交配種)。南アフリカ原産。
『Haworthia PK1 picta x coarctata hybrid』
祝!繊細なホワイトグリーンの花芽が出てきました。
ちいさな出窓で育てる多肉植物。
品種によって好きな環境がそれぞれなので、カーテンで日光を調整したり位置を変えたり。
できるだけ工夫するようにしていますが、スペースが限られているのでなかなか難しいものです。
品種さえ絞ってしまえばもっときれいに育てられるのでしょうが、
とにかく色んな品種を育ててみたいし、やっぱり気になった多肉は端から集めたいし・・・
でももう場所がないからこれ以上増やせない、やりきれないこの気持ち。
引っ越すかぁ・・・多肉のために・・・
ハオルチアは南アフリカなど自生する地域では岩陰で群生する多肉植物なので
直射日光を避けて出来るだけ遮光して育てるのが原則とされています。
たしかに園芸店や農園に行くとハオルチアなどはグルーピングされ
特定の場所で管理されている風景を見ます。
本来多くの植物は日光を好み、より効率的に日に当たるために枝を伸ばしたり、
葉を増やしたりします。
環境にもよりますが日当たりと風通しの良い場所は必然と競争率が高くなるので
あぶれる植物も出てくるでしょう。
ハオルチアの最大の特徴は通称“窓”と呼ばれる葉の先端が透けた箇所。
あまり陽の届かない場所でもレンズ効果で効率良く光を集める器官です。
気が遠くなる年月。自然淘汰される環境の中で変異と最適化を繰り返し繰り返し・・・
日陰でも生育できる特性を手に入れたその特異な樹形。
早起きした朝は時間が許す限り多肉を眺めます。
「どうしてまたこんな姿になっちゃたの?おまえさんたち?」
寝ぼけた頭で勝手に思いを巡らす至福の時。
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